スキマダイアリ

インドネシアでさまようリーマン

インドネシア生活、気づけばはや1年半

昨年の春の赴任からはや1年半・・・

新しい環境、ましてや海外だと「スタッフと会議で議論が交わせるようになってきた」「仕事が回せるようになってきた」と成長が著しく見えるので達成感はある。しかし冷静になって考えれば自国ではフツーにやっていたことなので、仕事量としては大したことはない。ここにぐっと目をつぶるのがメンタルを強く保つコツである。

 

「Grabで牛丼並に、紅しょうがと一味唐辛子を頼んで、自宅に配達してもらった。支払は電子マネーを、携帯のモバイルバンクからチャージして支払った」とかは最初やったときは、「ちょっとややこしい取引先の依頼を、ささっと解決した」くらいの達成感を得たが、QOL(クオリティーオブライフ)としては自宅から出ずにファストフードを食べているだけなのでむしろ落ちている

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かぶとに

大したこともしていないのに、日本食居酒屋で割高な飯を食い、「故郷(くに)が恋しい・・・」とつぶやく。(ええやんけ)

 

しかし改めて思ったのは、海外フィルターを外した実績のショボさは、学生のときの1年間のイギリス留学と同じではあるが、当時と比べると生活のストレスや楽しさが段違い!イギリスの物価の高さ、食事の味気なさ、言葉(英語?出来て当たり前でしょ?)など国に依存する部分もあるが、やはり社会人として働く海外は楽しい。立場も裁量も違うし、もちろん厭らしい話、収入も違う(ゲス顔)。

Googleフォトを弄っていたら、十数年前のイギリスでの写真が出てきて、当時の楽しかったこともそうだが、やりきれなかったこと、大変だったこと等諸々を思い出したのでつらつらと書いてしまった。わりと食事や生活環境などにあまり期待を多く抱かないタイプだが、その素地はこの留学生活から来ているんだと思っている(あとは趣味の登山)。

1年半経ち、この環境にも慣れてきている部分もあり、「ありがたい環境にいさせてもらっている」ということを忘れずにいたいと思う。