スキマダイアリ

インドネシアでさまようリーマン

帰国しました。

2006年5月29日に日本をたち渡英してから約10ヶ月、今月の19日にようやく帰国しました。
出発する前は一年にも満たない期間に短い、せめて二年間はないととナメたことを考えていました。
が、一人暮らしもしたことのなく英語も覚束ない日本人のガキが異国の地で現地の学生に混じって大学教育を受けるには十分な期間であったことが判明( 'ω`)
いやぁ、いくら日本でALT(=assistant language teacher)が日本人向けにゆっくり喋ってくれた日常会話が聞き取れたって
齢60ほどのイングリッシュおばさま講師がマシンガンのごとくまくし立てる専門用語だらけのセミナーがすんなり理解できるわけじゃないっすわ!
とりあえず講義を理解するためには、その日やることを最低でも頭に入れておかないとまったくついていけないという矛盾('A`)
どうあがいても聞いた事のない単語はまったく頭の中で意味をなしてくれない。
いやはや慣れるまではナカナカ ハードでござんした。


さて。
通常帰国2日前ほどに留学生に急激に高まるという「日本帰りたい熱」(俺周辺調べ)に僕も罹患したのですが、
便乗り換えのために韓国に三日間ほど滞在し韓国料理や白い飯を嫌というほど堪能したために
この帰巣本能的なモノが変な感じに逸らされてしまった(ノ'ω`)ノ
やはりヨーロッパ⇒アジア、そしてやや慣れてきた英国⇒ずっと住んでいた日本という急激な環境の変化が帰国の醍醐味であるのに。
更に出国直前までスペインで一週間くらい観光してたのでイギリスを恋しく思う間もなく、結果として僕の帰国ショックは段階を経て薄められたことになる。



そのせいで日本の地に降り立ったときも帰郷の感慨は薄く、未だにどこか外国にいるような心地さえする。
でも留学前に感じていたどこへも行けないような気持ちはなくなっていて
とりあえず目の前の仕事を片付けていこうという気概が湧いてくるナァ


言い方は適当でないかもしれんけど、この留学はいいガス抜きだったのかもね。
ヌいたのはガスだけじゃないけどな!!!