スキマダイアリ

インドネシアでさまようリーマン

面接で落ちたこと無い奴がアドバイスする-2

就活板に、面接に関してやたら的確なアドバイスを下してくれる>>1が降臨。

同じ板の面接対策スレとか「みん就」のような
確かでもない人や会社によって左右されるような些少なことを
「間違いない」「常識だから」という感じで押し付け来る輩とは違う感じがする。

とにかく自分が普段意識していることや、知りたかった!と思うことがたくさん出ていて参考になった・・。
ちなみに>>1自身は

俺:面接(たぶん)15連勝。業界別で就職偏差値高いところ。
文系3回生。旧帝大・早稲田・慶応ではない
あまり緊張せず、面接官と雑談して終わる感じ。


面接で落ちたこと無い奴がアドバイスする-2
面接で落ちたこと無い奴がアドバイスする-2


・大げさには話しても、嘘は付かないこと
・面接のマナーに気を取られるな。
・一番大切なことは「自分の意見を伝えること」
・ゆっくり話せ。噛んでも良い。一生懸命伝えよう。
・不意をつかれた質問は、「そうですねえ・・・」等と堂々と時間稼ぎ
・基本は、「結論→理由→結論」
・長所は、「説明→業務でどう役立つか」


>緊張しすぎるけど、どうしたらいい?

ゆっくり話すことを意識すると良いと思うよ。落ち着いて
あとジェスチャーかな。手を動かしていると、不思議と緊張がやわらぐ。
たぶん、緊張ってのはストレスの一種だから、体を動かすとマシになるんだと思う。
言葉がなかなか出てこなくても、手を動かしていれば沈黙が目立たないしね。
あと、相手を納得させることは難しい。納得させるよりもプラスに評価して貰えれば十分、というくらいの意気込みでいいんじゃないか?


>突飛な質問に対して、沈黙してしまう

想定外の突っ込みに対して、即座に上手い答えを切り返す必要はない。
「そうですねえ・・」と言いながら、考える時間を作って、ゆっくり話せばいい。

>良く噛んでしまう。やばい?

俺も結構噛む。
全く気にすることはない。噛んでも、言い直すかスルーして話し続けよう。
「1噛み=−1点」なんてことをする面接なんて無いから。
ちなみに、ゆっくり話すことを心がけると噛みにくくなるよ


>敬語を意識しすぎでしゃべれない

それほど強く意識する必要はないと思うよ
敬語が分からなうところは丁寧語で十分
それよりも、一生懸命伝えようとする熱意の方が大切


>最終面接で特に気をつけたことがあったら教えて

特にない。ただ、面接官が大人数の所もあるから、気押されないように。
「(普通だと話せないような)偉い人と会話できる!どんな人柄だろう?」
と自分に言い聞かせればいい。


>嘘付いても良い?

嘘はやめた方が良い。突っ込まれたときに、対応に困るから。
なるべく本音を、聞こえの良いように言い換えよう。


>自己PRは何を書いたらいい?

せめて、志望業界とアピールしたいことを教えて欲しい。
他に自分の特徴など具体的に書いてくれるほど、具体的な答えが出来る。


>志望業界が複数あるけど、言って良い?

良い。それぞれの志望理由をしっかり考えよう。


面接では、
まず、体調を崩した者が落ちて
次に、時間に遅れた奴が落ちて
さらに、変なことを言った奴が落ちて
そして、めちゃくちゃ緊張した奴が落ちて
最後に、点数が足りなかった奴が落ちる
普通は「ありのままの自分を出せさえすれば合格点」なんだけどなあ。

実は俺の履歴書の志望動機は、マイナビや資料の写しだったり、同じ業界ならどこの会社にでも使えるような内容なんだ。
だから、その部長の話のような大きなネタがあるのは好都合。
履歴書に書くか、面接用にとっておくかは自由だけど、
履歴書の志望動機に一言「説明会での部長の話に感動したのも志望理由の一つです」と加えておけば、
面接で100%その話を振られるから、思いを伝えられて良いね。


>話の構成を教えてください
>例えば自分の強みについてアピールする場合どのような流れをつくってアピールするのか

結論を先に言う!これだけは間違いない。
自分が面接官になったのをイメージするればわかりやすい。
「〜〜〜なので、私は○○が強みです」と言われるよりは
「私の強みは○○です。と言いますのは〜〜〜」と言われる方が、話が分かりやすい
しかも、後者だと、「その強みをどう生かすか」を自然な流れで説明することが出来るからな。
前者だと、説明できないだろ?
まとめると、「結論→理由+α」を意識することだね。

これ重要
・大きな嘘つかない
・マナーや言葉遣いをあまり気にしない
・相手の目を見る、体を前に少し傾ける
・相づちを打つ(ハイ、なるほど、ええ、あぁ、等
ジェスチャーを使う
・あらかじめ文章を作らない(これを聞かれたらこのことを話す、くらいで
・結論を先に言う


>集団面接で、他の人が話してる時はどうしてる?

顔ガン見してる
たまにクビだけ頷いたり、腕を組んだり、目線を斜め上に上げて想像してるフリをしたり
つまり、話を聴いているフリをするのさ

大きな嘘は、説得力が無くなるから辞めた方が良い。
嘘がばれなかったとしても、自分から話を膨らますことが出来ないしね。
174にも書いたが、「○○な体験」というのは、
どのくらい○○な体験をしたのか、という経験の多さを求めているのではない。
あくまで、話し方や考え方と見ているだけ。
だから、気負わずどんな小さな事でも話してみれば良いんだよ。
それでも無いなら、
「○○な体験は思いつきませんので、変わりに××な体験でもよろしいですか?」
と、話を変えてしまっても良い。
如何に○○な体験をしたか、を見ているのではなく、伝え方や考え方を見てるに過ぎないので、
○○な体験が、××な体験に変わったとしても、面接官側からしては全く問題がないので、許してくれるはず
その場合は、○○と××の間に大きな隔たりがない方が良いな。

>面接の時には笑顔が必要ってよく聞くし、その通りだと思うんだけど、
>常にニコニコするのは気持ち悪いよな・・・

さわやかな顔、このくらいがいいかもね。
それよりも、俺は眉が大事だと思うんだ。
眉を上げれば目が大きく開くだろ。驚いたときみたいに。
面接官が話しているときは、適度に眉を上げて、真剣に聞いている姿勢をアピールしてる。


>面接について

全体的には楽しんだな。無理矢理楽しい思い込んだ感もあるけど。
「(普通では話せないような)立派な会社の重役の人と話が出来る!」
というプラス思考で臨んでいるよ。


>自己PRでは何をどういう風にいえばいいか
>基本でいいので教えてください!!!

自己PRは本当に何を喋ってもかまわないし、
話す人の性格、経験、考え方など、個別的事情によるものが大きいから
一概には言えない。

正直、俺が一番困ったのは自己PRなんだよな。
サークルの話は、学生時代に打ち込んだことで話すし、他に大した経験はしてないしで。
「物事に積極的」「向上心がある」という、否定されにくい言葉で濁していたな。
もちろん、ちゃんと具体例を続けて、さらに会社の業務との関連性をアピールしたけど。
正直、自己PRが一番ネックだった。難しいよね。


>面接時、イスに座るまでに気をつけていたことと
>退出時、部屋からでるまでに気をつけていたことについて教えてください。

マナーについては、俺はほとんど気を使っていない。
・ノック3回
・「どうぞ」→「失礼します」
・大学名、名前、挨拶
・「どうぞ」と言われてから椅子に座る
・終わった後「ありがとうございました」
・「失礼します」
・面接官の話をきちんと聴くこと。質問内容を聞き取れなかったら、向こうの気分を悪くすると思ったから。
くらいだな。ノック3回も知ってたからしただけで、重要とは思えない。
2行目の「失礼します」もドアを開けてからなのか、開ける前なのかも知らないし、
椅子の前に立つべきか、椅子の横に立つのか、
荷物を台に置いてから名前を言うのか、足下に置いてからか
最後の「ありがとうございました」は立って言うのか、そのまま言うのか
知らないから、適当にやってた。
よほど非常識なことをしない限り、正式なマナーとは違うことをやってもマイナスにはならないだろう。
それよりも、余計なことに頭を取られたり、失敗して面接中に後悔してしまう方が大きい。
だから、気にするな。普通にしてればいい。


>話す内容は、本番前にある程度頭のなかで整理させておくかんじですか?

ある程度はね。これを聞かれたら、このことを話そう、くらいには。
特に会社と業界の志望動機、自己PRは考えたな。
文章を組み立てて、暗記すると言うことは絶対しない。
ちなみに、あらかじめ用意できないような質問も飛んでくることあるよ。
それとか、意外なところを掘り下げられたり。


>面接官の質問で意外なところを掘り下げられるって?

例えば、サークルの話で、活動内容やそこから得たこと等を話したら、
「一番困った時は?」って聞かれて、答えたら
「そうやって困ったことを乗り越えたことから得たことは?」って聞かれた。
自分の話の内容のどこか1点をピンポイントで掘り下げてくるから、
面接官に聞かれること全てを、あらかじめ予測して対応を考えておくのは無理って事。


>1が使ってたSPIとか一般常識の対策本があったら教えてちょ

スマンが無い。
一般常識に関しては、ニュースや新聞だったな。
でも、面接で直に「○○という事についてどう思いますか?」
って聞かれるのは、対策しなくても知ってるようなよほど大きなニュースだけだと思うよ。
普通は「最近気になったニュースは?」というように、大まかに聞かれる。
だから、その業界の大きなニュースを1つ2つしってて、自分の意見を考えとくと良いかな


>うまく話がまとまらない。

終わらせ方がわからなくなる、ということは、
話しているうちに何を聞かれているのか忘れてしまうのかな?
聞かれたことについて「結論→理由→結論」という順番で答える。
そうすれば、終わらせ方がわからなくなることは無いと思う。
始めに結論を言った後、理由を述べて、最後にもう一度結論orどう業務に役立つかを話せばいいから。

>消極的な性格を少しでも変えるには具体的な方法教えてよ。

人と話せ。人との会話は、気づかないうちに見聞を広めさせ、対話能力を上げ、思考能力を上げてくれる。
もし会話が苦手なら、聞き役にまわれ。
その時のポイントは、相手の目を見ることと(2秒見つめて1秒そらす)、相づちをうつこと。


>企業研究の仕方教えて欲しい
>いつも研究が甘い気がするんだ。

業界研究の本を読んだり、合同説明会に参加して人事を捕まえてた。
でも、1番役に立ったのは会社ごとの説明会だったよ。
1つの業界で2、3社の説明会に行けば、大体のことが分かった気になる。
深く研究したいなら、その業界に関係する雑誌を読むのをオススメする。
人事の方と話すときのネタになるから。


>筆記の勉強とかしてる?

やってない。でも、今思い返すと少しやった方がよかった。
2回受けた時にほとんどのパターンがわかって、3回目からは楽勝になったから。
(決して最初の2回は落ちたわけではないが、対策すれば確かに点数が上がると言うこと)
とくに、規則性や暗号はパターンが限られているからね。
やればやるほど、点数が上がるだろう。


>「自己PR」と「学生生活に頑張ったこと」
>両方に部活のことを話ても大丈夫ですか?

>学生時代がんばったこと答えるときに、いつも具体例2つ言ってるんだけど、
>面接官に他に苦労したことありますか?って聞かれた場合困ってしまう

全く同じネタは辞めた方が良いと思う。
例えば、自己PRで部活の役職のことを話して、
学生生活で頑張ったことで部活の活動内容を話すのならOK
もし部活で2ネタ無いなら、片方はバイトに変えた方が無難かな。

最初に1つしか話さなければ、「他に〜」と聞かれてやっと2つ話せるだけ。
最初に2つ話せば「他に〜」3つめを話せる。
つまり、「他に苦労したこと」をもう1つ持っているのが最高。
ただし、最初の2つがお互いに何の関連性もないこと(1つはサークル、1つはバイトなど)
だったのなら、1つ1つを深く話すためにも、分けた方が良い


なんというか>>1の思考の展開の仕方を真似したいと思っているんだけど

具体例→一般論化(アピールできる要素を抽出?)→会社に入ってからの業務とか特徴につなげる

みたいな感じでいいのかな。


その通り!
それが基本の骨格。だからそれさえ押さえていれば、ほとんどのことは話せるよ。

人間は物事を判断するときには、心がどっちに動くかで判断していると思うんだ。
「理屈で判断する」というのが一般的な考えだろうけど、実際は「理屈によって心が動かされている」に過ぎないと思う。
例えば、よ〜く考えてみればあっちの方が得だっただろうけど別の方を選んだ、ってのが今まで何かあるだろう?
会社説明会の人事がたまたま機嫌が悪い人だったというだけで、その会社の志望度が落ちるとか。実際1人の人事と会社での働きやすさなんて関係ないのに。
つまり、自分を選んで欲しければ「如何に相手の心を動かすか」が大切。
素晴らし志望動機や自己PRでも感動を与えることも出来なくもないが、至難の業だろう。
それよりも、論理を通さずに直に心に訴えかけた方が良い。
その方法が、姿勢や目線という態度、相づち、ジェスチャーであり、
自分が話した言葉を「言葉→論理→心」ではなく「言葉→心」にするのが「率直さ」だと思うな。