スキマダイアリ

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Do the 診断士活動

ガイダンスフォロー

中小企業診断士として…というより、診断士講座の受験生(かつ合格者)として、資格学校から依頼されることが幾つかある。

合格体験記の執筆であったり、対談であったり、講座の運営だったりとその内容は様々だが、そのうちの一つに診断士講座の説明会でのフォローがある。これがなかなか面白い。

 

どういうものかと言うと、まず講師や事務局が、校内で資格の魅力やオススメの講座やそのキャンペーンの説明会を行なう。その後、運営側には属さない「中立」の立場として参加者の質問に答えていく。これの何がいいかと言うと

 

  1. 企業内診断士にとって貴重な登壇?機会
  2. 開催時間が終業後(社会人向けのため)で参加しやすい
  3. 周囲が診断士に期待するものが分かる

 

という3点なのである。

特に3つ目の「周囲が診断士に期待するものが分かる」と言うのは、案外得難い経験である。と言うのも、企業内診断士だとなかなか「私は診断士でござい」という顔はできない。何度も言えばしつこいし、そもそも向こうもこちらの力量は大体分かっている訳である。それを超えた要求はそうそうしてこない。度を超えた期待を受けたとしても、社内だとそれに応えなければならない(そして、ボロが出る)。

それが社外の説明会であれば、こちらのパーソナルスキルの予備知識なしの、「診断士への期待」が聞ける。

  • 財務三表を見て、経営課題が分かるようになる?
  • 経営戦略を立てられるようになる?
  • 独立できる?

この辺りがよく尋ねられ、かつ答えが「人による」になる質問だけど、診断士という士業に何を期待しているのかシンプルにわかる。これをどう活かしていくのかはそれぞれだけど、「診断士」というカテゴライズに対してのマーケティングとしては、説明会フォローはなかなか面白いのは間違いない。資格は取ったがその後のモチベーションを失っている方、自分の需要がどこにあるか模索している方、もし学校を利用した学習をされていれば一度検討してみてはいかがでしょう。