スキマダイアリ

インドネシアでさまようリーマン

マレーシア旅行で技術進歩を痛感するの巻

  • 唐突ながら、家族でマレーシア旅行に行ってきたので雑記。

マレーシアは初めてではなく、10年ほど前に大学で就活を終えたころに一度行ったことがある。日本で知り合ったマレーシア人の友人がいたことや語学留学でシンガポールに滞在している友人がいたため、まあ何かあったときは心強いかな…と思ったくらいのもので、特に深い思い入れがあったわけでもない。

 

sukima.hateblo.jp

単位も卒業に必要なぶんはなんとか取得済みで、住み込みバイトで懐が暖かったため、1ヶ月ほど滞在した。シンガポール、クアラルンプール、マラッカ、パンコール島、ボルネオ島をふらふらり。

当然気楽な一人旅と、2人の子を連れた今回の旅行では、だいぶ動き方も異なる。が、実は今回の旅の方が圧倒的にストレスフリーに過ごせた。

 

  1. 2008年:ガラケー真っ盛り。Nokiaの安い端末を買ってコンビニでトップアップすることで、電話はできた。「地球の歩き方」とネットカフェで、情報収集。

    電車やバスで移動。マップが分からない。地図を見ながら駅員に聞きまくる(それでも間違える)。特急の終電がムスリムホリデーのため満席で、深夜のマレーシアのど田舎で途方にくれた。

  2. 2019年:スマホ(及びwebサービス)と安価な通信環境の普及。KLなら空港で1週間1,000円以下で通信量無制限のSIMが買える。

    これでGoogleマップ(現在地や経路の確認、同行者との現在位置共有)、LINE/WhatsApp(連絡)、Grab(ライドシェア:料金や経路を確認して予約)、kindle(ホテルや航空券のチケットPDFや電子書籍のガイドブックを非閲覧)、Webブラウザ(検索)が使える。すばらしいすばらしい。

11年前と比べて、だいぶ方向音痴に優しい環境になったと感じた。今回は子ども連れだったが、非常にスムーズ。これが11年前だったらまだ空港から出られてすらいない可能性もあった。

地球の歩き方」を片手に、ネットカフェやホステルで情報収集しながらの旅行を懐古しなくもないが、海外旅行のハードルが下がったことや結果リソースが増えることは単純にありがたい。

ここ最近で一番技術?の進歩を痛感したことだったので、メモ。