スキマダイアリ

インドネシアでさまようリーマン

■政府、国連総会で理事国進出推進


政府は第60回国連総会で、2007〜2008年の安全保障理事会非常任理事国
支持交渉を本格的に展開することを決めた。

我が国は2002年の初めに非常任理事国に立候補しており、アジア圏の競争
相手はインドネシアとネパールの2ヶ国だ。2007〜2008年が任期となる非常任
理事国の選出は、来年の第61回国連総会で決まる。

外交通商部は、潘基文(パン・ギムン)長官が国連総会期間中に、米国、日本、ロ
シア、中国など16ヶ国との外相会談を行なうのに加え、主要国の国連駐在大使
を招待したパーティーを開催し、非常任理事国進出への支持を要請する計画
だと、7日明らかにした。

我が国は1996〜97年に非常任理事国を務めたことがある。安保理は拒否権を
持った常任理事国5ヶ国と非常任理事国10ヶ国で構成され、非常任理事国
任期2年で大陸別に国家数が配分されており、中東を含む約50ヶ国に達する
アジア地域には2つの非常任理事国席が割り当てられている。<後略>

▽ソース:聯合ニュース(韓国語)
http://www.yonhapnews.co.kr/news/20050907/030000000020050907151732K8.html
(2005/09/07 15:17)

・・・え?なんなのこのコーヒークラブ*1は?あんだけ「日本の常任理事国入り阻止」 を叫んできたのは?しかも日本の支持を要求している。非常任理事国をどこが担当するかは、有力な国の持ち回りになっていたりするので韓国が担当することはそれほど違和感はないんだけどヽ(`Д´)ノ
他人事みたいだけども、中韓外交カードの使い方は卓越しとるっすね。ある意味痛快。

*1:国連では安保理改革に複雑な形でブレーキをかける一群の国があり、その動きが結果として日本の常任理事国入りへの障害となっている。この一群はイタリア、スペイン、パキスタン、メキシコなど二十ほどの諸国で、その集まりは「コーヒー・クラブ」と呼ばれる。イタリアの代表部に集まり、コーヒーを飲みながら協議をするところからの俗称だとか