スキマダイアリ

インドネシアでさまようリーマン

プロに聞け

現地の日系企業で駐在員として働いていると、当然日本絡みの案件が多い。

そこでいろいろアレンジしたりするのが役割ではあるが、とにかく日本関連であれば全て聞いてくるやつがいる。

 

(´゚ω゚`)「販促品マグカップを日本に送りたいんだけど、食品関連の規制に引っかからないか教えて」

(´゚ω゚`)「大阪に商品を送るんだけど、日本のどの港がいいの」

フォワーダー(運送業者)に聞け(ヽ´ω`)

 

(´゚ω゚`)「日本へ団体客を連れて行くとき、ハラル対応の仕出し弁当頼みたいんだけど・・・」

旅行代理店に頼め(ヽ´ω`)

 

(´゚ω゚`)「手荷物って何KGまでだっけ?モバイルバッテリーは持ち込みOK?」

これは分からんでもないってガルーダやんけインフォメーションに聞け(ヽ´ω`)

 

「Ah...Saya tidak tahu ya, maaf(ごめん、知らないや)」というと

(´゚ω゚`)「Ooooh, begitu...(ああぁ、そうなの)」

とまるで万策尽きたかのような絶望した顔をする。いや現在進行形で、君がやり取りしているフォワーダーなりエージェントなりいるやんけ。そこに聞きなよ、と(やんわり)提案すると、

(´゚ω゚`)「あいつらはダメだ!そういうことを全然知らないし教えてくれないんだ!!」

「もう聞いてたの?」

(´゚ω゚`)「Belum ya(まだです)

なんなん?

 そしてその後、なぜ自分がまだ確認しないかを切々と説明してくれる。早く自分の席に戻ってくれねえかな。これをインドネシアの国民性のようにいう人もいるが、自分が見ているかぎりは、正に「人による」ようである。まだ喋ってるよ。

 

あと話がガラッと変わるが「インドネシア人は言い訳ばかりする」とも言う向きがある。ただ自分の周りを見ると、単に日本人がインドネシア語/英語を理解できてない故に、スタッフ側が「これはうまく伝わってないのでは・・・」と必要以上にくどく説明するケースがあるようである。まあ突然来て事情をよく知らない(と思われる)外国人からガーガー言われたら、(なんか知らんが決め付けで自分の評価を下げられてる!)と恐怖する気持ちも分からないではない。