スキマダイアリ

インドネシアでさまようリーマン

中小企業診断士 二次筆記試験 結果発表

試験日が10月26日、合格発表が12月12日。

結果を待ってドキドキするには、長すぎる。

 

今まで週に2回、平日就業後に事例分析を5〜6人の仲間で行ってきた。

その時間がなくなり、従って準備に使っていた時間もなくなるわけで、相当な時間がフリーになるはずだと思っていたが、実際はそうでもなかった。やはり自分が弱い人間で、目的意識がなければだらだらと消費を続けるだけの人間であったと再認識した。なんだかんだでテレビを見たり、買い物に行ったり、旅行に行ったり。だらだらと無為に過ごすこと、二ヶ月。二次受験組と飲むと決まって、受からなかったらどうするか・・と言う話になり、大金をはたいて2次試験が免除される大学校に行くかとか、講義で見かけるウン年目の受験生は、もはやライフスタイルや趣味の一環として受験を続けていて授業料の25万円程度で1年講義があるなら、趣味としてはコスパがいいのかもしれないなど生産性の話をして一種被虐的な気持ちながら、ちょっと落ち着いたりしていた。

そして審判の日。12月12日金曜日。その日は細切れの会議が朝から続き、気持ちは色んな所へふらふらと飛び回り、正直結果どころではなかった。それでも会議の合間にネットで中小企業省の公式サイトをチェキ。一次試験に「情報」の科目があるとは思えないほど不親切な設計のページにアクセス。手帳にメモしていた番号をチェックする。

番号がある。あれ、と思う。そんな馬鹿なと思い、携帯のカメラで撮っていた受験票の写真の受験番号で再チェック。間違っていない。エリアが違うのでは。不合格者の番号のリストを見ているのでは。かけた時間と費用など大きすぎて、ぬか喜びなど決してしたくない。その思いが強すぎて、喜ぶタイミングを逸する。ただ、もう一年間勉強しなくてよくなるという安堵感だけが全身を包む。会議室の椅子の背もたれに、全身をふうっと預ける。最後にもう一度だけ番号と参照元を確認し、隣にいる上司と先輩に報告。LINEでヨメと勉強仲間にも。

 

次の日に、簡易書留で筆記試験の通過連絡と口述試験の受験票が送られてきた。ようやく一安心の心持ち。勉強会のメンバー他4人もなんと全員通過。合格率が前年より高いとはいえ、すごい。そういう意味では自分もこの勉強会に引っ張ってもらったのだと思う。柄でもないので「周りに感謝」とも言わないが、独りでできないことでも協力することで成し遂げられるのだなとびしびし感じた。正直来週の口述試験の結果が出るまで、なんとも言えないのだが、粛々と準備を続けてきた筆記試験に通過したことで、大きなハードルを一つ越えたような気がしているのも確かである。1次試験の教科書はとっておくつもりだが、細々としたプリントは破棄しようと思う。とにかく10月末から、ふわふわしていた自分に、ようやく「おつかれ」と言えるような気がした。そして口述試験の対策もそうそうに進めないとね。