スキマダイアリ

インドネシアでさまようリーマン

あけましておめでとうございます

今年も明けてしまったね。しまった、と書いたが別にショックを受けているわけでもないです。が、TVでSMAPの『夜空のムコウ』がリリースされたのが既に10年前(1998年1月14日)を知ったときは「とうとう来たか・・・」という黒船的感慨がありました。
 これまでにも「もうあれから10年経つんだ〜」と友達と話したことはあったわけだけれども。しかしそこで語られる「10年前」はあくまで薄ぼんやりしたもやのようなものであって、確かに自分達はそこを通過したはずなんだけど、人生の時間軸の中で感覚的に位置を刻めないものだった。「こーいうできごとがあったなー」とは思い返せても、現在の自分の時間とどこか地続きでない感覚。今までの人生のイベントを脳内で時系列順に並べようとする時に、直感的に「この位置だ!」と置けないような「10年前」ばかりだったような気がします。分かりにくいな。思い出と実際の年代がリンクしてないとでもいうのだろうか。
 しかし『夜空のムコウ』って!発売された当時は12歳で小6でした。ばっちり物心ついて、記憶に残っています。小学校のクラスのみんなでばっちり歌ってたわ。なんか腑に落ちた、という感じです。今、初めて『10年前』がおれのものになりました。ペリーが夜空のムコウからやってきたんだ。ペリー!あ、今年もよろしく。