スキマダイアリ

インドネシアでさまようリーマン

ひろがるせかい

旅先での出会いは、いつも新鮮で、何もかもが目新しくて、無責任に楽しい。異国にいるという開放感と共に、自分の人生と相手のそれが今後交差しないだろうという、「掻き捨て」感も多分にあるのだろう。グローバリゼーションが進み、一個人の属するコミュニティはムラ社会だけではなくなる。グローバルな世界では人付き合いもディスポーザルなのね!友達を使い捨てる、という着想に自分でもワールドワイドなうんざリズム。でも「一期一会」という言葉は昔からあったわけだし(意味はともかく)、もう二度と会えないかもしれない相手との出会いは別に新しいものでもないのか。掻き捨てるのか、掻き捨てられるのか、一期で一会かもしれない歓談にふと悲壮感ににた高揚を覚える。
でもよく考えたら今みんなFacebookとかMyPageとかのSNSとか使ってんのね。帰国しても写真のシェアとかコメントとか簡単に出来ちゃうのね。ああグローバル化万歳。